今日は、今年度初めてのわいわいデーでした。わいわいデーとは、お手紙でもお伝えした通り、小さいクラスのお友達から、大きいクラスのお友達まで、園のみんなが”わいわい”と楽しむ1日です。例年ですと、異年齢での交流もたくさん行う1日なのですが、今年度は、コロナウイルス感染症拡大防止の観点と、新学期が始まってまだ日が浅い事から、クラス単位での活動に変更して行いました。
今月は、『廃材であそぼう!』ということで、普段は捨ててしまうような空き箱や、牛乳パック、トイレロールの芯などがたくさん集まりました。さて、どんな遊びができたでしょうか。
こちらはひよこさん。ちいさいクラスでは、先生が準備しておいた大きなお家や、トンネルが大活躍!中に入ってみたり、覗いてみたり。子ども達って、こういう狭い空間大好きですよね!落ち着くのかな。シールも大好きななようで、みんなでたくさん貼っていました。ちいさいけれど、集中力もあるんですね!いろんな素材に触れて、楽しんでいました!
すみれさんも、先生にいろんなものを作ってもらいましたよ!先生の手は魔法の手!次々にいろんなおもちゃや、変身グッズが完成していくので、そばで見ている子どもたちはずっと目を輝かせて見ていました。カラーセロファンを使って双眼鏡や、マスクをつくると、色の変化を楽しみながらずっと覗いていましたよ!お家が魔法のじゅうたんに変わったり、トンネルがお椅子に変わったり、廃材は、遊ぶうちにどんどん工夫次第で形が変わっていくのも魅力的。遊びがどんどん広がっていきます。ちなみに…とっても嬉しそうに段ボールのいすに座っている3人ですが、この後コントの様に、ぺしゃん!と椅子がつぶれてしまいました!(笑)
たんぽぽさんは…新しいお友達も多いたんぽぽさんでは、廃材で遊ぶ経験をしたことのないお友達もいたのではないでしょうか。最初は、大きな段ボールの中にみんなが入って、一生懸命好きなように色を塗ったり、シールを貼ったり。入るだけでも楽しいですよね。それがだんだん、先生が切っている箱や毛糸が気になり始め、ジーっと見ているうちに、お友達が先生に手伝ってもらいながら❝カブトムシ”を完成させました。もちろん、作っていた本人は完成したのがとっても嬉しい♫です。そして周りで見ていたお友達は、❝あんな事ができるんだぁぁ❞と発見!そこからは、〇〇が作りたい!と創作意欲がどんどんわいてきます。もちろん、まだまだ上手くいかないことも多いので、先生が手伝う部分が多いですが、作りたいと思ったものが形になるって嬉しいですよね!
ゆり組さん、ひまわりさんになると、やっぱり遊び方が随分変わります!今までの経験から、廃材の特徴(固い、柔らかい、つるつる、ざらざら…)や、道具の使い方もよくわかっていて、材料を見てすぐに頭の中で作りたいものがピン!と来るようでどんどん自分たちで作っていく子が多いです。
大人では思いつかないような発想もいっぱい見られて、感心しっぱなし!『へぇぇ!そんなふうになるんだ!』と話していると、子ども達はとっても得意顔です。認めてもらうことで、自信がついて行きますよね!
遊んでいるうちに、なぜかガムテープが髭に!(笑)楽しそうだからいっか♫
みんなで作ったお家の中で黙々と作業をしています。何ができたかな?『しゅうたいじょ』…あっ!招待状ですって書いたんだね♡
大きな素材で、みんなで一緒にお家を作ったり、細かい作業を黙々とやったり。一人一人、参加の形はいろいろでしたが、『今日は、〇〇〇をつくりましょうね♫』と材料を用意してもらう保育と違って、子ども達が自発的に、やりたい!作りたい!という意思表示をし、できないこと、助けてほしいことに保育士が手を貸したり、一緒に盛り上げていくことでいつも以上に、楽しく過ごすことができました。そして子ども達もきっと満足していたのではないでしょうか。
今日、お子様が作ったモノを持ち帰ることと思います。もちろん、大人が見たら、これはなに!?というモノもあるかと思います。でも、その一つ一つに子どもたちの思いが詰まっているので、見てあげて下さいね♫そして、お子さんのお話に、耳を傾けてあげて下さいね!